近未来SFという言葉の定義をご存じでしょうか?
近未来SFとは、主に100年以内に実現する未来技術を空想し創作されたサイエンス・フィクションのことを指し示す言葉で、ジェネレーティブAIが出現した昨今の状況を鑑みると、あきらかに時間軸が長すぎるとジャンルと言えます。
生成AIが浸透しつつある2023年の2月の段階で、1週間後の未来を予測するのは非常に困難なほど、爆速で技術革新が進んでいます。
当媒体では、近未来SFという言葉に代わりに、潜在未来SFというジャンルの必要性を提言し、明日から10年~20年以内に起こる非常に短い時間軸の未来予測を想定したストーリーコンテンツと、潜在未来SFを定義したいと思います。
潜在未来SFを創作するメリットは、どこにあるのでしょうか?
主に2つのメリットを考えることができます。
1つめは、数年先に起こる出来事を、現実に先駆けて想像しストーリーコンテンツとして創作することで、読者が未来社会を先に追体験することが可能となります。今後10年以内の未来予測の解像度が日本国内で高まることで、他国に先んじて新しい政策の実施や技術への投資、法律改正などの変革が進むこととなります。
2つは、非常に単純ですが、今後数年以内に起こる出来事を空想することは、かなり楽しい…ということです。
潜在新聞という名前から、未来の新聞記事を創作するサイトと誤解されそうな部分もあるかと思いますが、単純な新聞記事にするのではなく、マンガや映画・ドラマやアニメ等の原作として機能するようキャラクターやストーリー性を重視した未来記事に執筆を心掛けています。
私の分身である大坪潜在という記者が、未来社会の中を泳ぎまわり、そこに暮らしている人々の悩みや怒り、そして喜びの感情等を、克明に取材したいと思っています。
潜在未来社会の問題を先んじて空想することは、やがて訪れる未来の問題に対しての重要な処方箋となるでしょう。
この潜在新聞という媒体がキッカケで、潜在未来SFというジャンルが小さく花開くことを願いつつ、リリース前の前書きとしたいと思います。
大坪潜在(大坪商介/オーツボ)
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